これで足りる!?生涯の支出は生涯の収入とほぼ同じ
いつもありがとうございます。たけるです。
今日も無事更新できました。
前回は人が一生の内、働いて得られる手取りの金額が2億3000万円だという話でした。
今回はこの金額が多いのか少ないのか、足りるのか足りないのかを生涯の支出という観点から見ていきたいと思います。
生涯の収入と生涯の支出はトントン
まずは前回の復習です。
モデルとなるエリートサラリーマンは、大学を卒業後新卒で大企業に就職。
その後同じ会社で定年まで勤め上げ、定年後も非正規雇用社員として69歳まで働きました。
エリートサラリーマンですから、きっと結婚して子供もいることでしょう。
そこから生涯の支出を算出してみます。
2人以上の勤労世帯の平均支出は1ヶ月あたり30万円です。
これを60歳まで続けるとすると、1億4400万円になります。
60歳以上の2人世帯の平均支出(住宅費は含めない)は1ヶ月あたり24万円です。
最近は人生100年時代と言われているので100歳まで生きるとすると、合計1億1520万円になります。
※出典:総務省「家計調査報告家計収支編2019年(令和元年)平均結果の概要」
これに住宅費を加えます。家賃10万円の家に住むとすると、40年では4800万円。
生涯の支出は、3億720万円になります。
手取りだけでは圧倒的に足りないですね。
これではどうしようもないので、将来本当に満額受給できるか不安ではあるものの年金も計算してみます。
夫(会社員)と妻(専業主婦)の世帯でもらえる年金は、だいたい月額21万円。
65歳から受給して、35年間で8820万円になります。
2億3000万円に加えると、3億1820万円です。
これでもトントンですね。
事実は変えられない。だから今から備える
今回シュミレーションしたのは、エリートサラリーマンが人生で何のトラブルもなく普通の暮らしをできたケースです。
モデルの人のように人生うまくいっているでしょうか?
年金は本当に今と同じ水準でもらえるでしょうか?
また、病気や事故、災害に巻き込まれる可能性はゼロでしょうか?
少しでもシュミレーションのストーリーから外れていたらたら確実にお金が不足します。だからこそ、今からできることをやっていくのが大事なのではないでしょうか。
正直知らない方が何も考えず、もっと楽に生きていけたかもしれないです。
でも後から気づくよりは良いと思って、これから将来に向けて今できることをやっていきましょう!
なにから始めればいいかわからない!という方は、以下の自己投資の記事を読むことをオススメします。今よりも良くなるためにすぐにできることをまとめてあります。
現状を知って落ち込んでも仕方がないですよね。ここからどう行動を変えるかが大切。
まずはできることからはじめていきましょう。
今回も読んでいただき、ありがとうございました。